ライド&ライト通信

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NSR250Rのエンジン組み立てを開始しました

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>>NSR250R エンジンオーバーホール【クランクケース・ピストン・シリンダー・RCバルブ組立て編】

 

この記事の要約とかエピソード

クランクシャフトがオーバーホールから帰ってきたので、エンジンを組み立てていきます。今回はクランクのセンターシールが砕け散ったわけですが、これは2気筒以上の2サイクルエンジンにとって最大の弱点だと言われてきました。そこで、2サイクルエンジンのシリンダー再メッキやクランクシャフトのオーバーホールを得意とする井上ボーリングというショップがラビリンスシールというラバーシールに代わるセンターシールを開発し、組込みサービスを開始しました。ちょうど私がクランクシャフトブローしたタイミングでNSR250R用がリリースされ、友人たちから「こんなのが出たよ!」とメッセージをもらったりもしましたが、実はずいぶん前からこのラビリンスシールの存在は知っていましたw 実は井上ボーリングは1年ぐらい前からTZR250R(3XV)から開発、販売をしていたのです。そのころから検討はしていたのですが、価格は新品クランクよりも安いとはいえ10万円越え、さらに納期は3ヶ月以上先とかなり長いものだったので今回は別のところでオーバーホールすることにしました。まぁ、一回やっとけば2~3万キロは持つと言われていますのでしばらくは心配ないでしょうしね。